空き家をどうするか?
空き家をどうするか?第一歩は「相場を知る」ことから
空き家をどうするか?なかなか難しい問題ですよね。
そのままにしておいても固定資産税など維持費はかかってくるし、それでも放置していると、「特定空き家」に指定されるかもしれません。
そうなれば近隣に迷惑をかけますし、強制撤去されればその費用も請求されます。
特定空き家とは、
① 倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態
② 著しく衛生上有害となるおそれのある状態
③ 適切な管理が行われないことにより著しく景観を損なっている状態
④ その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態
「じゃあ、売ろう!」となった場合でも、不動産の売却はそう簡単ではありません。
不動産は「買うよりも売るほうがはるかに難しい」と言われています。
買う側であれば、こちらの判断でほとんど決めることができますが、売る側になると、購入者の思いと合致しないと、成約には至りません。
少し話がそれましたが、空き家を「売る」のか「貸す」のか、判断する前に把握しておくことがあります。それは、まずは、売れる価格を知っておくと言うことです。
売った場合の価格が全く分からないと、空き家をどうするのか?の判断ができませんよね。
手元にお金がいくら残るのか、は重要な判断材料です。
「今、家を売ったらいくら?」は、こちらのサイトで知ることができます。
こちらのサイトは不動産の一括査定を依頼できますが、査定方法が「訪問査定」か「机上査定か」を選択できます。
訪問査定とは、不動産会社が実際に物件を訪問して査定する方法です。
机上査定とは、大体の概算査定を調べて教えてくれます。まず、相場を知りたい!という時には大変便利なサービスです。
もちろん無料ですので、是非一度試してみてください。
査定額は会社によってこんなに違う!
不動産の査定金額には「定価」はありません。それぞれ築年数・間取り・広さ・立地条件などが違うので、当然と言えば当然です。
と言うことは、査定金額が高いのか安いのか、妥当なのか、の判断は非常に難しいといえます。
他に比べるものがありませんから。実際にはマンションの例ですが、こんな感じです。
このように、不動産の査定は1社だけの金額で判断することは非常に危険です。
空き家を売る場合は、この不動産屋から提示された査定金額が売出価格のベースとなります。
不動産会社の提示する査定額で必ず売れる、とは言い切れませんが、最初から安い金額で売り出してしまうと、そこからの値上げはまずできません。
ですので、実際に売ると決めた場合には、複数の不動産会社の査定を受けて比較しましょう。